相続対策の勧め できればやっておこう!
2 借金・保証についてまとめておこう
プラスの財産目録よりもずっと重要です。相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヶ月以内に相続の放棄・限定承認をするかどうかを決めなければなりません。一般的には、プラスの財産よりもマイナスの財産が大きければ、相続を放棄する手続をとることになりますが、相続財産の調査をする際に、マイナスの財産(借金)や保証債務が何処にどれだけあるのかがまとまっていると、相続人にとって大変有益なものとなります。何故なら、借金や保証は調査するのがとても難しいからです。
借金等については、言い辛いことかも知れませんが、あなたの家族(相続人)を不幸にしないために、是非何処にどれだけの借金・保証があるかということをまとめておいてあげてください。